5月13日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はイタリアの指導者らと会談した。 ここで、ウクライナの指導者は、無制限の財政的および軍事的支援の誓約に加え、欧州連合(EU)加盟というウクライナの目標に対するより強力な支援も受け取った。
1時間以上続いた二国間会談の後、ゼレンスキー首相との共同記者会見でイタリアのジョルジア・メローニ首相は、ウクライナが戦争にもかかわらず、EU加盟に向けて非常に必要な改善を行っていると指摘し、ウクライナのEU加盟への熱望を支持することを改めて約束した。 メローニ首相は、イタリアは「必要なときはいつでも、そしてそれを超えて」ウクライナを支援すると述べた。
これに先立ち、ゼレンスキー大統領はクイリナーレ宮殿でホスト国のセルジオ・マッタレッラ大統領と会談し、イタリア訪問を開始した。 会談後、イタリア大統領官邸の関係者らによると、マッタレッラ大統領はウクライナ指導者に対し、イタリアは短期的および長期的に軍事的、財政的、復興と人道支援でウクライナを支援し続けると約束したという。
ウクライナ紛争勃発以来、イタリアはウクライナに約10億ユーロ(11億ドル)の軍事援助、財政援助、人道援助を提供してきた。
同じ5月13日、バチカンはヴォロディミル・ゼレンスキー大統領がローマ法王フランシスコと個人的に謁見したと発表した。 バチカンの声明によると、40分間の会談で双方はウクライナの人道的・政治的状況に関連する問題について話し合った。
ゼレンスキー氏は会談中、内戦勃発後の数百万人のウクライナ人の窮状に関心を集中させてくれたフランシスコ法王に感謝の意を表したと述べた。
ANV
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