国立成育医療研究センターの調査は小学5年生から高校1年生までの約3000人を対象に実施され、約6割(約1900人に相当)が回答した。

その結果、調査に回答した学生の約 13% が、入院を必要とする中程度から重度の症状があると報告したことがわかりました。 この割合は、調査対象者のクラスは異なるものの、2020年の調査で記録された6%、2021年の11%という結果よりも高い。

うつ病の傾向は、集中力の欠如や自傷行為などの症状を観察することで特定されました。 国立成育医療研究センターは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、マスク着用や食事中の会話禁止など学生の活動を制限する規定が、子どもの精神的健康に影響を与える要因の一つだと指摘した。

現在、制限措置は緩和され、さらには解除されたものの、一部の子供たちは精神的にも肉体的にも回復するのにまだ時間を必要としていると同センターは警告している。 同センターによると、大人はもっと注意を払い、子どもの話に耳を傾ける必要があるという。

同センターは今後もパンデミックが子どもの健康に及ぼす影響について研究を続ける予定だ。

KG (ジャパントゥデイ/共同通信による)